「テレビを処分したいけど、手放す決心がつかない⋯」
「なくてもいいかも、って思うけど生活が不便になるのでは?」
配信サービスの充実により、テレビで地上波の番組を観なくなったという人は多いですよね。人生の折り返し地点ともいえる40代。テレビを手放すことで、これまで以上に暮らしをすっきりさせ、充実した毎日を送りたいものです。

40代・娘と二人暮らしの筆者は、1年半前にテレビを手放しました!
この記事では、テレビを手放して感じたリアルな感想をお話します。配信サービスが楽しめるアイテムもご紹介するので、テレビなしでも心地よく暮らせますよ。
テレビの処分をためらっている方が、気持ちよく手放すきっかけになればうれしいです。
テレビはいらない!手放して見えた「心地よい暮らし」と不要な人の特徴


小さい頃から家にあるのが当たり前だったテレビ。いざ手放すとなると、「本当に困らないかな」と不安になりました。そんなわたしがテレビを手放したきっかけと、なくても心地よく暮らせる人の特徴をまとめました。
テレビがなくても困らなかった。わたしが手放したきっかけ
テレビを手放して1年半のわたしの率直な感想は、「テレビがなくても困らない」です。
元々、この6〜7年くらいテレビで地上波の番組を観ることはほとんどありませんでした。



観なくなったきっかけは、今でもはっきり覚えています。
なんとなく時計代わりにつけていたテレビから流れる、たいして興味のないゴシップネタに疲れたからです。毎日毎日、あーだこーだと同じ話題の繰り返し。モヤモヤが積もりに積もって、「もういいや」とテレビを消した日から、なんとなくテレビをつけるという習慣をやめました。
基本的にテレビ番組は観ないのですが、
・動画配信サービスを観たい
・推しの出演番組をチェックしたい
・「家にテレビはあるものだ」という固定概念
これらの理由から、テレビを手放せずにいました。
しかし、地上波が観られなくても配信サービスは楽しめるテレビがあると知って、手放す決心がぐっと近づきました。
テレビがいらない人はこんな人!


わたしと同じように、テレビを手放してもいいかな?と思いつつもなんだか不安⋯という人も多いと思います。わたしが考える「テレビがなくても快適に暮らせる人」の特徴をまとめてみました。
- 地上波の番組を観る習慣がない
- 配信サービスを活用している
- 情報はSNSやニュースアプリで十分
- 時間を有意義に使いたい
- NHK受信料がもったいないと感じている
- 部屋をすっきり保ちたい
そもそも地上波のテレビ番組は観ない人や、シンプルかつ主体的な毎日を送りたい人、無駄な出費を減らしたい人は、「テレビを手放す」という選択を考えてみてもよいのではないでしょうか。
テレビのない生活|手放してよかった4つのこと


テレビのない生活を1年半送ってみて、わたしの暮らしは快適になりました。ここでは「手放してよかった」と感じた4つのことを詳しくお話します。
主体的に時間が使える
テレビがないことで一番心地よいと感じるのは、自分の時間が増えたことです。
これまでは、起床後や帰宅後、食事の時間など、なんとなくテレビをつける習慣がありました。たいして観たくもないのにダラダラ眺め、気づいたら「もうこんな時間」ということもよくあったものです。
テレビを手放すことで、なんとなくテレビを眺めていた時間を自分が本当にしたいことに費やせるようになりました。主体的に過ごせるようになり、暮らしの満足度は大きく向上しました。


ネガティブな情報が減る
特に情報番組なんかを観ていると、流れてくるのは大抵ネガティブなニュース。人は、ネガティブな話題のほうが関心が向きやすく、メディアもあえてネガティブニュースを多く流している、というのを聞いたことがあります。
朝時間はテレビの代わりに、ラジオを聴くようになりました。ラジオでは、ニュースは事実のみを簡潔に伝えてくれます。人の関心を引くような深堀りはしません。そして、ポジティブな話題が多いのも心地よい。



朝の情報番組を時計代わりにしている人に、ラジオおすすめです。


NHK受信料を節約できる
テレビを手放すと同時に、NHKの解約を行いました。年間、約13,000円ほどの節約になります。
テレビを観ない、そしてNHKも観ていない。それなのにテレビを所有しているだけで受信料の支払い義務が発生します。金銭的な面もですが、「利用していないのに支払うモヤモヤ」が解消されたのが大きなメリットだと感じています。



とはいえ、娘が小さい頃にとてもお世話になったNHK。
孫ができたら再びお世話になる日がくるかも⋯?
模様替えや掃除がしやすくなる
テレビがないと、部屋のレイアウトの自由度が高くなります。余計な配線がない分、掃除もしやすくなります。
配線の関係でテレビを置く位置はある程度制限されていましたが、手放すことで一気に解消。模様替え好きのわたしには大きな収穫です。
情報が入ってこない⋯テレビがなくて困ること


「テレビはいらない」とはいえ、毎日の生活で少なからず困ることがあるのも事実。わたしが感じるデメリットとその対策をお伝えします。
周囲の話題についていけないことがある
周囲が「俳優の〇〇いいよね〜」なんて話していても、「それ誰ですか?」ってなることが増えました。
「あのCMおもしろいよね」とか「最近よく見る芸人さん」とか、本当に浦島太郎状態です。でも40代の今、話題についていけないからと焦ったり疎外感を感じたりはしません。
知らないことを教えてもらったりすることで新たなコミュニケーションが生まれると、前向きにとらえています。
情報は自分でとりにいく必要がある
情報は待っていても入ってきません。自分でとりにいく姿勢が大切になります。特に不安なのが災害関係の情報です。
昨年、気象庁から出された「南海トラフ地震臨時情報」も、発表の数日後に初めて知るという出来事がありました。ラジオも聴き流してしまっていたようです。
ニュースサイトやXなどのSNSを活用し、自ら情報を得る必要があります。



ニュースサイトは、つい必要のない情報まで見てしまう⋯。
なので、わたしはXで気象庁のアカウントをフォロー・チェックしています。
配信サービスはテレビなしでも大丈夫。代わりに使える3つのアイテム


テレビ番組は観ないけど、
・大画面で配信サービスが観たい
・ゲームを楽しみたい
・スマホやタブレットだと疲れちゃう
という場合、テレビの代わりに使えるアイテムはいくつかあります。ここではおすすめの3つをご紹介します。
チューナーレステレビ
テレビ感覚で使用したい人におすすめなのが、チューナーレステレビです。わたしがテレビを手放すきっかけになったのは、チューナーレステレビの存在を知ったからです。
チューナーレステレビとは簡単にいうと、配信サービスの視聴に特化したテレビのことです。
- 地上波放送(民法各局やNHK)は観られない
- 配信サービス(YouTube・Netflix・U-NEXTなど)はWi-Fiで視聴できる
- 見た目はテレビとほぼ同じでリモコンで操作できる





我が家もテレビからチューナーレステレビに乗り換え、快適に配信サービスを楽しんでいます。
モニター
モニターはもともとパソコン用ですが、配信サービスを映す画面としても活用できます。
配信サービスの視聴には、パソコンやスマホなどの再生機器とモニターを接続させる必要があります。
- スマホ + HDMIケーブル + スマホ端子に合った変換アダプタ(または専用ケーブル)
- ノートパソコン
- Fire TV Stick や Apple TV


プロジェクター
スマホやパソコンをプロジェクターにつなげば、自宅の壁がスクリーンに早変わり。おうちで映画のような時間が楽しめます。
映画や動画の雰囲気を楽しみたい人や、おしゃれな空間を演出したい人にはおすすめです。



わたしも以前所有していましたが、日常的に視聴するにはやや観にくいなと感じて手放しました。
テレビを手放したら暮らしが少しラクになる。あなたに合う選択を


「テレビを持たない暮らし」は、時間・心・お金のゆとりを生んでくれます。わたしのようにテレビがあることで時間を支配されてしまう人は、手放すことで生まれる「心のゆとり」がより大きく感じられると思います。
配信サービスが充実している最近では、快適に視聴できるアイテムもたくさんあります。
✓ チューナーレステレビ
✓ モニター
✓ プロジェクター
など、ご自身の好みや生活スタイルに合ったアイテムがきっとみつかるはず。
「手放したいけど、迷っている」なら、まずはテレビを観ない時間をつくってみるのもおすすめです。
シンプルで心地よい「テレビのない生活」を始めてみませんか?
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